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ロマンノカケラ

あくまでも、ひっそりこっそりヤマトを語る……つもりのブログ。

はじめに…

いらっしゃいませ。
本日は【ロマンノカケラ】にお越しくださいまして有難うございます。

当ブログは宇宙戦艦ヤマト(Part1-復活篇)に関する管理人の思いや、
二次小説が主な話題となっております。
2199、2202について検索等されてお越しいただいた方には大変申し訳ございませんが
そちらに関する話題は、あまり多くはございません。

そのようなブログではございますが、
「構わないよ!」と思っていただけましたら、
どうぞ、ゆっくりと遊んでいってください。

楽しいお話が出来ればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新記事はこの記事の下からになります。

再会 

2018/01/06
Sat. 00:03

あぁ~、立て続けに小話のようで申し訳ありません。
あるTV番組を見ていたら、急にこんな話が浮かんでしまって…
前回の反省点がこんなにすぐ改善されるわけもないので
進歩のない出来と自覚はしておりますが、書きたかった…。

以前から、古代くんと彼ら?彼女ら?のお話は書きたいとは思っていたのですが
なかなか書くことが出来ないまま時が過ぎ……
まさか、こんな形で書くことになるとは思ってもいませんでした( ̄▽ ̄;)

簡単に内容をお知らせしますと……

古代くんが、ユキちゃんにナイショで
出張先にいるカノジョと再会。
↓↓↓↓↓
それを目撃した相原くんがユキちゃんに報告。
↓↓↓↓↓
修羅場?

というもの。ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
………って、オドロキました?そんなのイヤだって?

さぁ、本当に修羅場かどうかは、この先に進んでご確認ください。

随分前置きが長いですが、そんなたいした内容でもないです、実は(笑)





- 再会 -





それは、ある日の昼下がり。
司令部中庭のベンチに腰掛けながら、森ユキはぼんやりと青く澄んだ空を見上げていた。
だがその表情は見つめる空とは正反対の、まるで曇り空のように寂しい。

「はぁ……」

そして無意識にため息をつく。そんなユキの様子を、
彼女に憧れる男性職員たちが遠巻きに見つめていた。
彼らは皆、あわよくばユキと言葉をかわしたい、
お近づきになりたい、出来れば好意を持ってもらいたい……
そんな願望を抱いていたが、それは叶わぬ夢だった。
ユキの心に住むことが出来るのは、この世でたった一人。
彼女にこんな深いため息をつかせることも、笑顔にさせることも、
そのたった一人にしかできないことなのだ。

「はぁ……」

ユキはまたひとつ、深いため息をつく。その瞳はまだ、青い空を見つめている。

それにしても、なんと美しい女性であろうか。
寂し気なその横顔も、彼女に憧れる者たちにとっては狂おしいほどの魅力を放っていた。
だが彼女自身は、自分にそんな視線が注がれていることにはまったく気づいていない。
その瞳に映るのは、たった一人のひと。その心が追い求めるのは、たった一人のひとだった。

そのひとは今、遠い遠いところにいる。
冥王星。
それがユキの想い人、“古代進”が今いる星だった。

ユキの瞳に映るのは青く澄んだ空ではなく、その青空を突き抜けた先にある氷に覆われた寒く、
だが懐かしい星なのかもしれない。

ピピッ。

ユキが手に持ったタブレットが、音とともにその側面のライトを赤く点滅させながら、
メッセージの着信を告げる。

「?」

しなやかな指でロックを解除し、着信したメッセージの送り主を確認した。

「相原くん?」

首を少しだけ傾げながら、その名を口にする。
相原とは、ヤマトでは通信班長を務める同僚だ。
彼も今、古代と一緒に冥王星基地へ出張している。その相原が何を送ってきたのだろうか?
不思議に思いながら、ユキは相原からのメッセージを開いた。

「えっ……!?」

ユキの表情が強張り、やがて曇っていく。
だが、かすかに震える指先で画面に触れ読み進めていくうちに、
彼女の表情は明るく、嬉しそうに輝き始めた。

「やだぁ、古代くんったら」

その一言に、ユキの輝く笑顔に見惚れながら見守っていた者たちは、
「やはりこのひとを輝かせるのは、あの男なのだ」とその現実を思い知らされる。
立ち直れなくなっている彼らをよそに、ユキは相原への返信メッセージを打ちはじめた。


『相原くん、お疲れ様。
冥王星はいかがですか?
体調をくずしたりしないように、気をつけてくださいね。

古代くんの冥王星での様子を知らせてくれて有難う。
私がそばにいないからって羽を伸ばしているみたいですね。
帰ってきたら、たっぷり追及しちゃいます!』

そのメッセージを受け取った相原の表情、
そしてそれを知った古代の表情が目に浮かぶのだろう、ユキは嬉しそうに送信ボタンを押した。



相原のメッセージの内容は何だったのだろうか?
真相はこうである。


title:【重要】古代さんの冥王星の彼女!?

ユキさん、お元気ですか?相原です。
冥王星に到着して一週間、ようやく落ち着いてきました。

実は…お知らせしようか、どうしようか悩んだのですが
知らないままでいる方がかえってユキさんが傷つくかもしれないと思って
やっぱりお知らせしておくことにしました。
僕もまさかそんなはずはないと思いたいのですが、
見てしまったのです。
古代さんが冥王星の彼女と再会している瞬間を……
でも、でも、本命は絶対にユキさんですから、
帰還後冷静に古代さんと話し合ってください。
もし、古代さんが認めない場合の為に
証拠写真も送っておきますので。


ここまで読んで強張っていたユキの表情が、
メッセージの最後に添付された数枚の『証拠写真』を見た瞬間に、きらきらと輝く笑顔に変わった。
ユキに内緒でこっそりと、古代が再会を果たした“冥王星の彼女”。
基地を出て未開発地域を訪れた時に再会したのであろう。
かつてヤマトでイスカンダルを目指した航海の途中、
古代たちはガミラスの反射衛星砲攻略のために冥王星に降り立った。
そこで出会ったのが、相原が“冥王星の彼女”と呼んだ原住生物たちだった。

彼らの姿は、当時冥王星へ古代たちを迎えに行ったユキも見ていたし、
後々古代から話も聞いていた。ユキが実際に目にした様子からも、
古代の話からも、彼らと古代が仲良くなったことは理解できたせいか、
ユキにとっても冥王星の原住生物は大事な友人のように思えたのだ。
だが、ユキの笑顔が輝いたのはそれが理由ではない。

「きっと、憶えていてくれたのね」

その写真を眺めながら、ユキはつぶやく。
写真は、古代の足にすり寄る者、
しゃがみ込んで懐かしそうに原住生物に話しかけている古代の姿、
ついには古代の肩に乗りまるでじゃれ合っているようなものまであった。
懐かれる古代の笑顔は18歳の時そのもの、
もしかしたらユキの知らないもっと幼い頃の純粋な笑顔かもしれない。

古代には、自分たちと姿形が異なることなど問題にしない、そんな一面がある。
自分よりも力のない生き物を思いやる優しさがある。
冥王星に防衛軍の基地が出来た今でも、
なるべく彼らの生活を脅かしたくない気持ちもあるだろう。
だから古代は、相原だけを伴ってそっと様子を見に行ったのに違いない。
だが古代のそんな優しさは、あの頃から自然に彼らに伝わっていたのだ。
忘れることはなかったのだろう。だから怯えることなく、古代の前に姿を現してくれたのだ。
ユキには、そうとしか思えなかった。
そんな古代の優しさあふれる様子が、ユキの心をあたため笑顔にさせる。

「帰ってきたら、たっぷり話を聞かせてもらわなくちゃ」

古代を想うユキは、嬉しそうで、幸せそうで、そして美しい。
その美しさがまた、彼女に恋する者たちを魅了したのは言うまでもない。

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コメント

ヒィィィィ~

「ヒィィィィ~」って思いながら読み始めて o(^o^)o「キャ~♡」に変わりました!
>もしかしたらユキの知らないもっと幼い頃の純粋な笑顔かもしれない。
↑納得です。原生生物は古代君の素を引き出してくれる数少ない奴等であるし、雪がこの笑顔を喜んだというのがとっても雪らしくて、感激しました。

このメールは、相原君の思いやりですよね。
流石、気配りの相原君って感じです。
冥王星原生生物!私も大好きです。将来、絶滅危惧種にならないで欲しいです~。

ゆきんこ #- | URL | 2018/01/06 08:28 * edit *

Re: ヒィィィィ~

ゆきんこさま

こんにちは。
即席小話を読んでくださって、コメントもいただき有難うございます。
嬉しいです~(*^^*)

>「ヒィィィィ~」って思いながら読み始めて o(^o^)o「キャ~♡」に変わりました!
へへへっ、古代くんがユキ以外の女性に……
なんてあるはずないですけどねぇ~(笑)

>原生生物は古代君の素を引き出してくれる数少ない奴等であるし、
うん、うん。冥王星の原住生物だけじゃなく、バラノドンにも優しかったし。
古代くんって、生き物に対する時本来の優しさが出る気がしますね。

>雪がこの笑顔を喜んだというのがとっても雪らしくて、感激しました。
ユキにとっては古代くんの喜びが自分の喜びでしょうから。
無邪気な彼の姿に頬がゆるんじゃうのだろうなぁ~なんて(*^^*)

>このメールは、相原君の思いやりですよね。
ちょっぴりイタズラっぽい感じが相原くんかな?
というのが私のイメージなんです~

>冥王星原生生物!私も大好きです。将来、絶滅危惧種にならないで欲しいです~。
うん、うん。冥王星で幸せに暮らしてほしいな。
地球人もそんなことを考えて冥王星を開拓してな~って(笑)

亜矢 #- | URL | 2018/01/06 12:07 * edit *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2018/01/08 00:28 * edit *

Re: タイトルなし

〇〇〇ーさま

こんばんは。コメントを有難うございます。
そして、今年もどうぞよろしくお願いします!

えへへっ?ドキッとさせちゃいましたか?「古代くんのカノジョ」
でもきっと、古代くんは気になっていたと思うのですよね。
もしまた、冥王星に降り立つ機会があれば、
古代くんは「カノジョ」の様子を見に行ったのではないかな?と思って。

そして相原くんも…きっとユキが寂しがっていると思ったから。
ストレートな内容で連絡するのではなく、こんな感じで。
それが相原くんならではのような、勝手なイメージですけれどね(*^^*)

確かに!
あの時迎えに行ったユキちゃんが忘れられない、
そんな「カレ」があの中にいたかも。
おぉ~、古代くん、またまたライバル出現だ~

楽しんでいただけましたら嬉しいです。
私も、〇〇〇ーさまにとって素敵な一年になることを願っております!

亜矢 #- | URL | 2018/01/08 16:27 * edit *

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